畏まってご紹介したい一冊

この9月1日に出たばかりの新刊を一冊ご紹介します。

現代語 古事記 (竹田恒泰著)』です。

「古事記」正しい読みは「ふることのふみ」といいますが、一般的には「こじき」の名称で知られ、特に私たち神主には欠かすことの出来ない書物です。

簡単に古事記をご説明申し上げますと、天武(てんむ)天皇の勅令によって編纂が始まったもので、それまでバラバラに語られていた「帝記(ていき)」や「旧辞(きゅうじ)」というものを、稗田阿礼(ひえだのあれ)が繰り返し読み上げ、それを太安万侶(おおのやすまろ)が編纂し、元明(げんめい)天皇の和銅五年(西暦712)に完成し天皇に献上された上・中・下の全三巻からなる我が国最古の歴史書です。
現在でも、神代の世界から幽玄の世界、そして現実世界へと連なる物語に読む者を引きつけて止みませんが、江戸時代中期に本居宣長(もとおりのりなが)翁が古事記傳(こじきでん)を上梓されるまで、まともに読める人すらままならなかった、大変難しいものでした。

その古事記を現代語でしかも解説に止まらずわかり易く、かみ砕いた文書で記されている書籍が『現代語 古事記』です。

これは個人的な見解ですが、この本を読み進める内に感じてきたことは、
稗田阿礼(ひえだのあれ)の言葉を、初めて「仮名交じりの漢字」で記してた太安万侶(おおのやすまろ)は日本史上の大天才と云える人物で、完成の凡そ千年後に古事記傳を記された本居宣長(もとおりのりなが)翁も日本史上の天才・碩学です。
この二代碩学に並ぶ現代の天才・碩学が竹田恒泰先生ではなかろうかと云う思いです。
竹田先生には
語られなかった皇族達の真実」を筆頭に
日本はなぜ、世界でいちばん人気があるのか
など優れたご出版が多数ございますが、それらを超える内容の書籍が、今回ご紹介しております「現代語 古事記」です。

現在ちまたには、探せば古事記に関する書籍は、優れたものからでたらめなモノまで数多あり、どれが良書か一概にはわからない現状もあります。
また、過去の優れた解説書も古本などで探せばありますが、言葉が難しすぎて一般的とは言えません。
この両方を克服し、読み手を物語へと誘い、我が国日本の歴史、その根本である神話と天皇の歴史を深め学べる・・感じ取ることの出来る一冊です。

大勢の方々にお読み頂きたくご紹介申し上げます。

現代語 古事記

現代語 古事記 竹田恒泰著

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