凛として清々しい
- 2011.06.20 | お知らせ
あえて訪れた昭和天皇御陵。
ご覧の通り、雨模様であったが返って凛として、シットリした空気感を漂わせていた。
あぁ、なんだか神宮さまにお参りしているような心持ちにさせてくれる。
杉木立が出迎えてくれる表参道を進んで行くと、陵が見えてきた。
極めて質素な構えながら、その重厚さに圧倒される。
あぁ、こちらに・・・静かに手を合わせてお参りできた。
土曜日であったが、他の参拝者は入り口ですれ違った団体さんのみ。
静かに、厳かに拝礼を済ませ陵を後にした。
高尾から昭島へ移動
数ヶ月前に知り合ったばかりで、はじめてお会いする宮司さんのお社へ。
昭島市拝島に鎮座する日吉神社。
古い歴史を持ち、お社の隣には大日堂(お寺)もお祀りされており、日吉山王系神仏習合のかたちをそのままに伝えている。
住宅街の中にあり人々の生活に溶け込みながら静かで、あたかも「微笑みながら人々の願いを聞いていらっしゃる」かのような空気が漂っておりました。
下の写真は宮司さまからお下がりとしていただいた絵馬。
近年修復されたという美しいご本殿の絵柄、その下は東京都の文化財にも指定されているという、祭礼「榊祭」の様子が描かれたもの。
都心ばかりでなく少し足を伸ばしてみると、また違った東京に出会える。
本当に良い経験、良い出会いに感謝しつつお社を後にした。