2月11日 建国記念日を祝う
- 2012.02.10 | お知らせ
あなたはどこの国の人ですか?
こう聞かれたら、誰もが自分の生まれた国名を答えます。
普通の反応です。
それは国家への帰属意識あればこそ出てくるものだと思います。
勿論日本人もそうです。
出身国を聞かれたら、皆「日本」答えます。
しかし諸外国と比べた時の明らかな違いは、帰属意識とそれを敷衍したところにある国を愛する気持ちではないでしょうか?
四方を海に囲まれた我が国日本は、戦時下を除いて国民が他国からの圧迫や干渉を肌で感じることが極めて少ない立地条件におかれ、今日も平穏な生活環境を享受する事ができております。
思うに、このことが極端な主体性、帰属意識なくても日本国民であり得ている。つまり、国家を意識しなくても普通に生活できる環境が醸成されているのではないでしょうか?
これはこれで、国家として優れた点であり保ち続けたいところです。
ところが、「過ぎたるはなんとか・・」という格言が今の日本には当てはまると思います。
政治やマスメディアは衆愚に傾注し、その堕落の一途をひた走りに走り、国民はその流れに寄り添うよう、あたかもそれが正義であると誤解している風潮が社会全体に蔓延しています。
さて、明日は建国記念日、国家の誕生を祝う国民の祝日です。
国民の祝日って簡単に云うと国家の記念日、自分たち日本人の記念日ですね。
国家の誕生日といってもピンと来ない人々が多くなりすぎている現状がありますから、簡単に申し上げますと、個々人に誕生日(生年月日)があるように国家にも誕生日(生年月日)があり、それが毎年2月11日と言うことです。
他国では「独立記念日」「革命記念日」などと称される祝日です。
国家の誕生日に当たり、自分たちの生活基盤である国家、そして2000年以上も連綿と続いてきた我が国悠久の歴史に思いを馳せ、国家に本当に大切なことは何なのか?我が国は世界の中で如何にあるべきか?
日本人が日本を振り返り考える一日であって欲しいと願います。
各家庭でも国旗「日の丸」を掲げこの祝日をお祝いしましょう。
明日は午前10時から、建国記念日をお祝いする『紀元節祭(きげんせつさい)』をご奉仕申し上げます。