天長節(てんちょうせつ)
- 2011.12.23 | お知らせ
旧名称「天長節(てんちょうせつ)」
現在では「天皇誕生日」の今日、天皇陛下には78才のお誕生日をお迎えになられました。
当大神宮でも本日早朝「天長節祭(てんちょうせつさい)」をご奉仕申し上げ、陛下益々のご長寿と、国家皇室の平安と安寧をお祈り申し上げました。
今年は東日本大震災を皮切りに台風12号・15号という天災、天災から生じた人災に見舞われただけでなく、混迷の度合いを深めるだけの我が国の政治情勢、内憂に、宸襟(しんきん)を患わすのみならず、玉体をも病に侵され、殊の外ご負担をしいること多き一年でありました。
今日の報道では終日、天皇陛下の今年一年を振り返る内容が放送され、ご公務の激しさに、唯々頭を垂れることしかできず、我が国日本が陛下の大御心(おおみごころ)によって守られている、125代続いている皇統の大切さをあらためて実感させられました。
天皇陛下の大御心に少しでもお応えするために、私たちにできることは、清らかな毎日を過ごし、祈りを捧げることが大切だと感じた一日でした。
写真は、一年中豊かな緑に囲まれた新開大神宮の社叢を称えた言葉で明治の阿蘇神社宮司阿蘇惟孝翁の揮毫です。
熊本の神社、新開大神宮はおはらいと神風連で有名な、隠れたパワースポットです