七夕の前に 嬉しい出来事^^
- 2011.07.7 | お知らせ
今日は七夕というのに生憎のお天気。
どうやら地上から遙か天空の恋物語を拝見することは叶わないようです。
一昨日、近所の子供たちが、おばあちゃんといっしょに神社を訪ねてきて、笹竹を一本下さい。と申し出られた。
七夕飾りを作るのだと。
少し緊張した面持ちで、子供たちは自分の顔を覗き込んでいた。
「ちょっとまってて!」と少しまっててもらい、竹林へ行き、丁度良い頃合いの竹をもって来た。
すると、
子供たちの緊張した面持ちが一変し、屈託のない笑顔になって近づいてきた。
ホントに嬉しそうで、おそらく子供たちには随分立派な「笹竹」に映ったのだろうと忖度した。
「持って帰れる?」と聞くと
「大丈夫!」と笑顔で応えてくれた。
竹を渡して、おばあちゃんと暫し雑談を交わしたが、風も強く子供たちだけでは容易に運べそうもないのに、一生懸命どうにかしようとしていた姿がとても可愛くいじらしかった。
「よし、おじさんが運ぼう」と笹竹を持って歩く道すがら、子供たちは跳ねるようにくっついて歩いていた。
溌剌とした笑顔、その奥には短冊に託したい願い事が沢山あるのだな、と見て取れた。
家に着くと両親もたった今、仕事から帰ったばかりのようで笹竹をみて驚かれ、感謝された。
この日の出来事は、七夕飾りが完成する前から願い事が叶うんだ、叶えてもらえるんだ、という子供たちの直向きな純粋な心が胸に染みて、自分にとって一足早い七夕が訪れた気持ちになることができた。