夏越の大祓式(平成25年7月20日土曜)
お久しぶりでございます。
しばらく滞っておりましたブログに向かっております。
今年も夏の風物詩「夏越の大祓」を無事に終え、本格的な夏を迎えましたが、このところ戻り梅雨が過ぎる日々を過ごし、被害に遭われた地域の皆さまにはお見舞い申し上げます。
さて、遅ればせながら夏越の大祓式、準備から当日の様子までをアルバムにてご紹介致します。
この夏越の大祓式のおこりは悠久の神代までさかのぼります。
人形(ひとがた)と呼ばれる型代(かたしろ=自身の身代わりになるおはらいの道具)に自分自身の過ち罪穢れを託し、おはらいして心身ともに清らかに蘇る事が出来ると信じらる神事です。
茅の輪をくぐる神事も神代から続いており、その原型は茅を丸めて腰にぶら下げ、災難を乗り越えたという蘇民将来(そみんしょうらい)の故事に由来すると云われています。
大祓神事は一年を二分して(※)六月の晦日と十二月の大晦日に執り行われますが、夏越の大祓が暑気払いも加味されて有名です。
ちなみに当宮の日時が七月二十日であるのは、旧暦の六月三十日と祇園祭(旧暦六月十五日から月末まで)の間を取ったのではないかと想像します。